まみ めも

つむじまがりといわれます

ひさしぶりの海苔弁

朝、9時45分に家を出て、美術館についたときには、10時の音楽噴水があがっていた。埼玉近代美術館の「すごいぞ、これは!」をぶらぶら眺める。一番乗りではなかったけれど、朝のはやい時間帯で、よその人の動線をほとんど気にしないで歩けるのがうれしい。濃ゆい展示。そのあと、コンビニでコーヒーでも買って公園のベンチで本を読もうと思ったけれど、陽射しがあまりなく退散。
保育園の帰りに図書館へ。予約本とDVDにこどもたちの絵本あわせて15点也をふたつのバッグにわけ、両肩にひもを食い込ませて帰宅。日が暮れかけて、風がピューピューする。暮れ空に半分の月。
ほんほん本の旅あるき 南陀楼綾繁
パリからの手紙 堀内誠一
最後の晩餐 死ぬ前に食べておきたいものは? 宇田川悟
開高健の名言 谷沢永一
作家の珈琲
おしゃれと無縁に生きる 村上龍
スティング
夜は玄関先に干しておいたみかんの皮でみかん風呂。こどもたち、みかんの皮の断片をからだに貼り付けてふざける。

ひさしぶりの海苔弁

ひさしぶりの海苔弁

図書館の書架から選んだ一冊。タイトルにあわせた安西水丸の表紙のイラストがにくい。平松洋子お得意の食エッセイで、読めば読むほど腹が減る。試してみたい味はみっつ。
一、いくらバターごはん(平松洋子いわく「いけない味」)
⑴椀に三分の二ほどごはんをよそう。
⑵窪みをつくって、いくらとバターひとかけをのせ、醤油をたらり。
⑶ごはんをかぶせ、刻み海苔をふる。
一、PBJ(チャーリー・ブラウンの好物)
片面にピーナッツバター、片面にジェリーを塗ってぺったり合わせる。ジャムはだめですね。やっぱりあのぬめぬめの、いかにもからだに悪そうなジェリー。パンの耳なんか切るもんか、四角いやつに囓りつく。
一、ピーナッツバターとバナナのサンドウィッチ(エルヴィス・プレスリーの大好物)
海苔弁というものを食べたことがない。いつか、安西水丸が描いたみたいな真っ黒のべったりしたやつを食べてみたい。