まみ めも

つむじまがりといわれます

ファントム・オブ・パラダイス

ピーマンの煮浸しを冷やして食べるのが空前のマイブームで、ピーマンをふた袋買いこんでは煮浸しを作っている。いちいちへたと種を取るのが面倒だなとおもっていたら、丸ごと食べるというのもアリだと知るに及び、試してみた。爪楊枝でいくつか穴をあけておいて、フライパンに並べて、みりんと醤油を適当にたらした煮汁でぐつぐつする。タッパーに詰めて冷蔵庫に1日おいて冷たくしたのを、箸でつまんで食べてみたら、たしかに種が気にならずに食べられてしまうのだった。
夜ごはんは、ブロッコリーのあんかけに卵をのせたのと、椎茸のグリル、さつまいもとレーズンのサラダ、生野菜、麻婆豆腐。麻婆豆腐はごはんにかけて食べる。豆腐に包丁を入れずに崩しながら炒めたほうがおいしい。ブロッコリーのあんかけも、麻婆豆腐も、ずるずると皿まで飲んでしまいそう。

テレビの録画。監督はブライアン・デ・パルマ、音楽はポール・ウィリアムズ。1974年。

自分の曲を盗作された上に無実の罪まで着せられた青年音楽家ウィンスロー。刑務所を脱走した彼は、レコードのプレス工場に忍び込んだ時、機械で顔半分を押しつぶされてしまう。仮面で顔を隠した彼は、恋する女性のために、劇場の屋根裏で作曲を続けるが……。復讐を望んでいながら、その純粋な心ゆえに再び騙されてしまう青年を描いた怪奇ロマン。

凝っているぶんくたびれる(それこそ肩が凝る)映画。