まみ めも

つむじまがりといわれます

読めよ、さらば憂いなし

晦日おそ昼ビーフシチュー、夜は天ぷら(玉ねぎ、春菊、小えびのかき揚げ、えび天、いも天)と年越し蕎麦。元旦は子守神社に初詣。おそ昼はおせちとお雑煮。お雑煮は、いりことかつお節、昆布、干し椎茸でとった出汁で、具はとり肉、里芋、人参、椎茸、大根、ほうれん草。夜は手巻き寿司にビフテキ、ローストビーフ、デザートにティラミスとザッハトルテ。2日、海から駅前まで歩く。駅前のチモトでシュークリームを食べてひと休み。おそ昼はおせちと焼き魚。おやつはどら焼き。夜はアンコウ鍋(〆はうどん)にいくらごはん、ローストビーフビフテキを少しずつ。
3日の朝はジップロックにおにぎりとりんごをもたせてもらい、山からおりて、東京に出、10:32東京発13:00金沢着かがやき509号に乗り込む。大宮からは4人。おせんべやけたかな、と「するめいか→かい→いす」のループしりとりを延々繰り返して時間をつぶす。ぱんぱんに膨らんだ鞄をぶら下げてホームのおかあさんと落ち合い、在来線を乗り継いで最寄駅。心底ほっとする。

読めよ、さらば憂いなし

読めよ、さらば憂いなし

新着資料から予約したト本で年越し。こんなタイトルだったら借りないわけにいかない。コラムをまとめた本で、コラムのタイトルの下にちいさなイラストが添えられていて、クッションにうつぶせで本を読んでいたり、積ん読本にはさまれていたりするのがかわいい。表紙のゾンビ絵がひそかにお気に入り。

私たちには「本」と「映画」がある。だから今日も生きていける。365日、本と映画に埋もれて暮らす松田青子のエッセイ集。柴田元幸山崎まどかとの対談も収録。

晦日の夜、テレビの前でぺらぺら読んでいたら、
「いろんな人が、いろんなタイミングで面白い本にどんどん出会えたらいいなと思う。苦しい時、悩んでいる時、世界に違和感を覚えた時、どんな時も本は必ず側にいてくれる。本は最強の友人である。」
という文に出会って、すごくすごくすごくすごくすんごくうれしくなってしまい、その余韻で年越ししたくなったので本を閉じた。今年も最強の友人にどんどん出会っていきたい。