まみ めも

つむじまがりといわれます

世界の不思議な図書館

肌寒い日が増えてきて、今年はパジャマを新調することにした。秋冬用のパジャマはかれこれ7年近く着てくたくた、はき古した靴下みたいになっていた。きっとまた5年は使うのだから気に入ったものを買いたいと2週間ほど悩んでから、オーガニックコットンフランネルのワンピースと紳士用Sサイズのパンツ、合わせて4473円をふた組買った。ついでにオーガニックコットンの二重ガーゼの白いシャツも買った。秋口は花粉症のせいかアレルギーのような感じで肌がちくちくするせいもあって、肌ざわりのよいものしか身につけたくない。フランネルもガーゼも、おろしたてのくせに初めましての感じがしない。こんな風に人との距離をつめられるタイプだったらいいのにな、と少し根暗なことを思う。ガサガサの麻袋とか、そんなぎこちない肌ざわりで人見知りをしてしまうのを、なんとかしたいような、そうでもないような。

世界の不思議な図書館

世界の不思議な図書館

ト本。

ラクダ、ボート、電話ボックス、駅、ホテル、個人宅、庭、公園、海辺…。本さえあれば、そこは図書館になる! バラエティあふれる世界の個性派ライブラリーを写真で紹介する。 

世界のいろんな図書館に夢と現実があふれて、たまらん一冊。ハンモックで本が読める図書館なんて最高だし、大きな本の背表紙を壁にデザインしてあって、タイトルは町民の投票で選んだという図書館も妄想がふくらむ。使わなくなった冷蔵庫や電話ボックスを図書館にするというアイディアもいい。いつか、家の前に冷蔵庫でもおいて、ちいさな図書館をやれたらと少しだけ大それたことを思った。
「この仕事が好きだから無償でやっています。財産はほとんどありませんが、血も汗も涙もたっぷりありますからね」