まみ めも

つむじまがりといわれます

復讐するは我にあり

先週の日曜の昼まえに床屋へいった。これからひと月のうちにセイちゃんの卒園式に入学式、いもうとの結婚式とセレモニーが続くので、セイちゃんとフクちゃんと3人でさっぱりしてもらう。フクちゃんのお友達の家がやっている床屋で、おばあちゃんとお父さんとお母さんがそれぞれハサミを持ってチャキチャキやってくれた。セイちゃんもフクちゃんもリラックスして、電動の椅子を一番高いところまで上げてもらってはしゃいだりしていた。お母さんからベテランのおばあちゃんに交代すると、はさみの音が違うのだった。年季というのはすごいもんだとおもう。お顔そりもやってもらい、寒い日だったので風が肌にじかに冷たく、ひやひやしながら帰った。

復讐するは我にあり

復讐するは我にあり

ツ。

佐木隆三の同名ノンフィクションを、「神々の深き欲望」の今村昌平監督が映画化。5人を殺害し全国を逃走した男の、犯罪を積み重ねた生い立ち、数々の女性遍歴と父との相克を描く。日豊本線築橋駅近くで専売公社のタバコ集金に回っていた柴田種次郎、馬場大八の惨殺死体が発見され、現金41万円余が奪われていた。やがて、かつてタバコ配給に従事した運転手・榎津厳が容疑者として浮かんだ……。

若かりし緒形拳の剃刀のようなやばさ。松田優作に似ているけれど、徹底的に冷たくイカれている松田優作に比べると熱のような人間くささがあった。