週間の天気予報をチェックしておき、大根を下ゆでしてゆで卵を作っておく。ここぞというタイミングが今年は10月4日だった。前の日に大根とゆで卵、こんにゃく、ちくわに野菜天、もち巾着、赤ウインナーを鍋に入れ、適当にだしやスープを使って味つけしておいた。鍋にあふれるほど煮たのに、ほとんど残らなかった。おでんを煮てしまったらもう今年も暮れてきた感がぐっと増す。
- 作者: 小池昌代
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/09
- メディア: 単行本
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モノクロームの日常から、あやしく甘い耽溺の森へ。詩人につかえる女、孤独なカーテン職人…。魅入られた者たちが、ケモノになる瞬間。「女房」「つの」「すずめ」ほか、幻想の物語全6篇を収録。
女房
つの
すずめ
花火
野うさぎ
りぼん
小池昌代をなにかで読んでよかったからいつか読もうと思っていたいつかがきたと思ったのだけれど、そもそもなにを読んでよかったと思ったのか思い出せない。かなりよりどころの怪しい記憶だと思うけれど小池昌代は裏切らなかった。ことば汁というタイトルでもう約束されている感じがする。ことば汁、あふれました。