まみ めも

つむじまがりといわれます

まぬけなこよみ

三連休の中日、電車を乗り継いでイケアに出かけた。家族総出で久しぶりのイケアにテンションが上がってしまう。家具をみつくろい、こまこまとしたものをいくつか買い、お昼をレストランで食べて帰ってきた。クロワッサンにシナモンロール、ウインナーソーセージ、フライドポテト、ベジタブルメダリオン、コーヒー。シナモンロールはちいさくギュギュッとかための生地だった。こどもたちはそれぞれカレーライスを選んだ。夜は菜豆さん一家がきてごはんを楽しんだ。こちらで用意したのはスペインオムレツ、もも肉のオーブン焼き、ミックスビーンズのピクルス、コブサラダ、キャロットラペ。菜豆さんちのマミちゃんがハンバーグやキッシュをお重に詰めてもってきてくれた。ビールを飲み、ワインをあけ、さらに思い出のワインをあけ、すっかりグデグデになって解散した。

まぬけなこよみ

まぬけなこよみ

ト。

七十二候を芥川賞作家が書いたらどうなった? 骨正月、猫の恋、衣替え、蚯蚓鳴く…。四季の言葉から生まれた脱力系歳時記エッセイ。『ウェブ平凡』連載に加筆修正、書き下ろしを加えて単行本化。

津村記久子の地味さ、盛り上がりのなさ、ドラマのなさというのは徹底的で、そのブレなさがとてもありがたい。どこか遠いとこへ連れてってくれる本もいいけれど、どこへもいかない本もいい。いつまでも変わらんホーム感を醸していてほしい。