先週から夏休みがはじまり、5時起きしてお弁当をこさえる日々。人参のソテーと枝豆と玉子焼きをレギュラーにして、あとはそばめしにウインナーを焼いたり、切り昆布の煮物をいれたり、麻婆豆腐にしたり。人参のソテーは、味つけもしないでオリーブオイルでじっくり焼くのがいいらしい。ウインナーはこのごろは天狗ハムのものがスーパーにあるのをみつけたら、地元のよしみで買ってしまう。きのうの夕飯はそうめんにかつおのたたき。玉ねぎとわかめと大葉をたっぷりしいた上にぶつ切りのかつおをのせてぽん酢で食べた。いなかでは食べない魚だったので、はじめて食べたときはとても割り切れない気持ちにさせられたかつおだったけれど、いまとなってはすっかり好きな食べ物になってしまった。いまでも微妙な気持ちになる食べ物として三杯酢のところてんと具だくさんのお雑煮がある。いつかモノにできる日がくるのだろうか。
- 作者: 今柊二
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/01/06
- メディア: 新書
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みんな大好き、日本が誇る洋食屋さん約100店を紹介。ルーツをさかのぼって老舗ホテル、軍港、産業都市、はたまたデパート食堂、ファミレス、学生街。「定食評論家」が津々浦々で食べ歩く。
水の出てくるタイミングからBGMまで、洋食屋さんのイキフンをあますところなく伝えてくれる。今柊二を信頼できるのは、ロイホのコスモドリアをきちんと評価しているところで、このあいだ、妹夫婦にコスモドリアの素晴らしさを熱く語ってしまったわたしはうれしくなるのだった。なんたって栗が入っているのだよ、コスモドリアには。あの栗があればこそコスモを名乗る資格がある。そしてコスモポリタンなドリア以外の選択肢をもてない。