まみ めも

つむじまがりといわれます

ほんとのこと言えば?

咳がいつまでも治らず、いろんな人に心配されるのが心苦しい。きのうはフーとふたりの夕飯、ロイヤルホスト。お子さまラーメンセットと、オムライスプレート、食後にあったかいココア。ロイヤルホストのオムライスははじめてだったけれど、うす味のケチャップライスをふかふかのお布団くらい厚みのある玉子が包んでいる。デミグラスソースは濃いめ味。きっと体調がよければおいしいのだと思いながら食べる。あらゆるものの味が何割か落ちている。家に帰ってからどうしようもなくこみ上げて戻してしまった。あんなにふわふわだったのに。こんなかなしいオムライスったらない。冷蔵庫がこわれてアイスクリームも溶け出している。

ト。

飼い猫のこと、親子のコミュニケーション、酒と恋愛について…。佐野洋子小沢昭一河合隼雄明石家さんま谷川俊太郎大竹しのぶ岸田今日子、おすぎ、阿川佐和子らを相手に行った抱腹絶倒の対談集。
猫対談−1988− 小沢 昭一
男の目女の目−1990− 河合 隼雄
わが子は天才!−1990− 明石家 さんま
子供時代・絵本・恋愛−1991− 谷川 俊太郎
100万回生きたねこ−1998− 大竹 しのぶ
母親対談「お母さん」って恥ずかしい!?−1998− 岸田 今日子
ここだけの話−1999− おすぎ
生活を愛する物書きの性質−2005− 山田 詠美
気がつけば石井桃子だった−2007− 阿川 佐和子
古典を読む−2007− おすぎ

こんなに自分に偽りなくいられたらどんなに気分がいいだろう。小さいころからあまり肯定的に生きられなかったので、どうしても自分をごまかしてしまう。ごまかさないとやってられない。あるがままにあるというのは、ただそれだけのはずなのになんで難しいのだろう。
100万回生きたねこのこと。
「一人の男と一人の女が一回生きたっていう、ただそれだけの平凡な、普通の生活を生き終わるだけでもすごく大変だと思う。愛情を持って平凡に生きることはそんな生易しいことではないというのが本当に骨身にしみてわかっていたときに、もしかしたらこれを書いたのかもしれない。」
愛情を持って生きたいよ、ヨーコ。