まみ めも

つむじまがりといわれます

ドリトル先生と月からの使い

先週からせいちゃんの弁当がはじまった。初日から寝過ごしててんやわんやしたけれども、このごろはつくりおきやら余りものやらで朝は詰めるだけの脱力営業弁当なのでたいして苦にはならんのだった。つくりおきは、シリコンカップで花型にした卵焼きのまんなかにケチャップを絞り、あとは浅漬けや大学いも。夕飯の残りのナポリタンや麻婆豆腐、チキンライスやしょうが焼きを小分けによけておくとはかどる。せいちゃんはいつもぴかぴかに食べてきてくれるので気分がいい。きょうはリクエストでのり弁にした。

ドリトル先生と月からの使い (岩波少年文庫―ドリトル先生物語)

ドリトル先生と月からの使い (岩波少年文庫―ドリトル先生物語)

 

ト。

教授と呼ばれる犬のケッチの放浪の物語を、聞いて楽しむドリトル一家。そのころ昆虫語の研究に夢中の、ドリトル先生の目の前に現れた巨大な「ガ」。月からの使者であるそのガに乗って、ドリトル先生は月に向かった。

目次
第一部

1 犬の博物館 / 11

2 ケッチ / 17

3 成功を求めて / 24

4 子どもたちのあたたかいもてなし / 29

5 ジプシーの生活 / 34

6 曲芸師 / 43

7 修道院 / 51

8 難儀をしていた羊飼 / 59

9 都会生活 / 63

10 隠者の生活 / 67

11 まげ髪テリア / 77

12 犬の職業 / 91

第二部

1 虫のことば / 95

2 外国種の虫 / 100

3 タンジェリン / 103

4 家に飼われた虫 / 114

5 ゲンゴロウ / 119

6 旅の終わり / 127

7 島流しの生活 / 131

8 カゲロウの命 / 138

9 虫についてのダブダブの意見 / 143

10 巨大なガ / 150
11 有史以前の彫刻家オーソ / 155
12 「まだ月のなかったころ」 / 162
13 ロング・アローの思い出 / 167
14 ふたたび、めくら旅行 / 174
15 ガブガブの失敗 / 178
第三部
1 バンポと魔術 / 183
2 窓をたたく音 / 187
3 意外な訪問客 / 191
4 訪問客、目をさます / 197
5 秘密を守るために / 201
6 チョウの楽園 / 207
7 大きなガの故郷 / 215
8 ふしぎな花 / 219
9 月からあがる煙 / 224
10 トートーの警告 / 230
11 深夜の訪問者 / 241
第四部
1 バンポ、じゃま者を追い払う / 253
2 警官隊出動 / 261
3 使いに出る / 268
4 密航者 / 274
5 先生との再会 / 280
6 「死の空間」を横ぎる / 286
7 月の二つの側 / 295
8 木が見えた / 299

タイトルでわかってはいたけれど、ドリトル先生ほんとうに月にいっちゃったよ。新しいフェーズに移行したせいか、内容もらしからぬ感じを帯びてきて、月への旅の途中でトミーが死にたいような気分におそわれるところなんか、ファンタジーだけれど生々しくてぶっとび感があった。