まみ めも

つむじまがりといわれます

サクランボの丸かじり

去年の夏に、お友だちにあかちゃんが生まれた後で、タッパーにおかずを詰めて渡して、余っているタッパーなのであとはなんなりとよいようにして、と伝えたのだったけれど、そのあと、そのタッパーはほかのお産をしたおかあさんのところに、おかずを詰めて渡ったという話を聞いた。そのおかあさんとたまたま知り合い、その人も、もうすぐあかちゃんを産むおかあさんにおかずを詰めて渡すつもりでいると教えてくれた。最近は別のタッパーにミートソースを詰めて、ふたりのおかあさんに渡した。産後のおかあさんはみんな心配なのでまたお節介をやりたい。

ここのところ花粉症がすすんできて、鼻水と吹き出物と手足の先に冷えがくる。はしりで咲いた日当たりのよいところの梅の花も散り始めて、いちごも徐々に安くなり(小粒のとちおとめが299円)、どうやら春のはじまりが終わろうとしている。この季節は憂鬱が増すので、ごまかすようにチョコレートをかじる。

サクランボの丸かじり (丸かじりシリーズ42)

サクランボの丸かじり (丸かじりシリーズ42)

 

ト。

あまりにも清楚。あまりにも純粋。穢れを知らぬ清らかな魂。一粒のサクランボを見ていて、ふいに涙がはらはらとこぼれ落ち…。抱腹絶倒の「丸かじり」シリーズ第42弾。『週刊朝日』連載を単行本化。

ミルクボーイは東海林さだおを漫才にしたようなもんだなと思っていたけれど、テレビで食べ物じゃないネタを披露していて、ほな東海林さだおちゃうかーとなった。

春の気配の前に、東海林さだおにならって豚まんとカレーパンの相互移植手術をやり終えた。ふかふかのまんを頬張って一旦停止してうっとりした。信号機のない横断歩道で歩行者のいるときに停止する車は17%ということだけれど、中華まんを頬張ったときの一旦停止する人の割合もかなり低いと思うので啓蒙していきたい。