まみ めも

つむじまがりといわれます

ジジイの片づけ

こどもたちが冬休みになったので、かがやき515号で実家に戻ってきた。かがやきが言えないげんちゃんはかやがきと言っている。新幹線の中でおにぎりと崎陽軒のシウマイとビールとみかん。家についたときには夜遅く、卵を落としたサッポロ一番の塩らーめんをふくちゃんが作ってくれたのをみんなでわけ、ビールでひと息ついて風呂につかって寝た。つぎの朝、子どもたちは溶け残った雪にひとしきりはしゃいで雪だるまをこさえていた。北陸特有のしめりけのある寒さで一気に歳の瀬がきた。ここ十数年、晴れた年末年始を関東で過ごしていて気持ちの上ではちゃんと年を越せていなかったのだなと思う。

ト。

片づけを習慣にすれば、明るく幸せな毎日になる! 長年片づけを実践してきた著者が、その心得と人生の機微を綴る。息をするようにサッサと片づけしたくなるイラストエッセイ23編&19のコラムを収録。

沢野家のすっきりとした台所や戸棚の写真と、沢野ひとしの余白のあるイラストを眺めていたら捨てたさが募りむらむらしてくる。本当に気に入ったものだけを持つことに憧れながらままならない。