まみ めも

つむじまがりといわれます

過去と未来とわたしたち

数字を少しかぞえられるようになったげんちゃんが、五味太郎の「すうじの絵本」の裏表紙の見返しに1から100までならんだ数をかぞえてきかせてくれる。しちとはちが混ざるのはご愛嬌で、ひゃくは難しいよなとわくわくしていたら、元気よく「ぜろじゅう!!」と言って、笑ってしまった。ぜろじゅうを聞きたくてまた1から数えてもらう。

ト。

あなたは過去と未来につながっているという2つの話をしましょう。あなたの体には、過去に生きていた全ての人たち(例えば徳川家康クレオパトラも)の体にあった原子が少しずつ入っています。また、晴れた日にあなたの体に当たった日光は反射して宇宙に飛び出し、100億年以上も、あなたの姿を宇宙に映し続けるのです。

コップ一杯の水の中に、過去に生きていたひとりの人のからだをつくっていた10万個の酸素のつぶがあるらしい。途方のないほらのような話にすごくときめいてしまう。あなたもわたしも、からだの中にクレオパトラから1000万個、いただいております。