まみ めも

つむじまがりといわれます

短歌ください

連休にせいちゃんがティーンエイジャーになった。誕生日の翌日に中学生男子が三人泊まりにくることになっており、みずからはりきってもも肉を1キロ使ったチキンカレーを仕込んでいた。こどもたち、バーガーキングでお昼をし公園で遊んだあと銭湯にいき、カレーとピザ、ハッピーバースデーを歌ってみかんの缶詰とキウイのケーキを食べ、ゲーム三昧で朝まで騒いでいた。ふとんは引っ張り出してあるけれどシーツもかけず、なんならシーツを毛布のようにひっかけているし、スナック菓子を食べ散らかしている。次の日はサイゼリヤと公園、なぜか中学生と小学生がひとりずつ増量し、おとうさんやおかあさんが差し入れをもってやってきて酒盛りになった。ふつかめはカレーとピザにたこ焼き。さすがにその夜はみんなよく寝た。朝階下におりてきたらソファに三人、ソファのわきの床で寝ている子もいた。みんな帰ったあとで掃除していたらマットレスからじゃがりこが出てきた。

ト。

ぬいぐるみ、ウイルス、ポスト、タイムマシン、寿命…。『ダ・ヴィンチ』の読者投稿コーナーに寄せられた短歌から、人気歌人穂村弘がテーマごとに傑作を選出。それぞれの短歌に鮮やかな講評を付す。

寿命の回で、刈られたあとの草はそのあとの寿命のぶんもにおうっていう内容の短歌があって、ちゃんとメモしておけばよかった。