まみ めも

つむじまがりといわれます

芥川賞を取らなかった名作たち

保育園のお迎えでとびついてきたげんちゃんが実は熱を出していて、きょうは休み。本当にただ熱があるだけで、38.9度あるというのに帰り道で車とかけっこしていた。ふとんに入るころにはからだの熱はおさまり、朝はすこし寝坊して起きてきて、クロワッサンとくるくるジャムパン(ロールサンドイッチ)、フルーツに牛乳を二杯。お昼はきつねうどんにして、ふたりで作ったきつねうどんの歌をくり返し歌った。

卜。

太宰治吉村昭島田雅彦干刈あがた…。彼らはなぜ芥川賞を取れなかったのか。良質な文学を世に問い続ける著者が、当時の選評を振り返り、敬愛する名作の魅力に迫る。芥川賞落選史にみる、もうひとつの文学史

影の方に光りをあてて、いろんなエピソードがおもしろい。丹羽文雄がかなり適当だという話があり、吉村昭を吉井さんと呼んで、透明標本を透明人間といったというのがそれにしたって適当すぎる。そういうどうでもいいことばかり集めてくらしたい。