まみ めも

つむじまがりといわれます

残虐記

日曜日、弁当をふたつおにぎりを四つサーモスにスープをふたつ作って送り出したら、げんちゃんとふたりの一日があったので、映画館にいくことにした。げんちゃんのはじめての映画は劇場版 SPY×FAMILY CODE: Whiteに決定。りんごジュースとラテとチョコレートを買った。子どものころ、映画館で映画をみるときは、売店とんがりコーンとピックアップを買っていたことをふと思い出す。なぜかお正月は家族で映画に出かけていたっけ。帰りはいつもロードサイドのすかいらーくで、かにピラフ以外のメニューを頼めない重篤な病にかかっていたこともあわせて思い出した。

映画のあとははま寿司でおそ昼。ふたりでカウンターに並び、仕切りの板が邪魔なので椅子を寄せてひとり席にふたりで身を寄せてお寿司を食べた。お父さんが好きだったわさびなすを必ず頼む。

卜。

失踪した作家が残した原稿。そこには、25年前の少女誘拐・監禁事件の、自分が被害者であったという驚くべき事実が記してあった。奔流のようにあふれ出した記憶。『週刊アスキー』連載に加筆して単行本化。

ノンフィクションで、家族を殺された遺族が、死刑になった犯人と自分だけが崖の下にいて、あとの人はみんな上から見下ろしているというようなことを話していたのを、久しぶりに思い出してしまった。