まみ めも

つむじまがりといわれます

村上朝日堂

うらうらとあたたかい日が続いて遊歩道の木瓜がいつのまにか咲いていた。梅のつぼみがふくらんでいる。クリスマスは鎌倉からケーキの贈り物があり、ビーフシチューとブッシュドノエルでお祝いをした。こどもたちにはクリスマスの朝にそれぞれプレゼントが用意されていた。土曜日、家族でクリスマス会をやろうと決めていたので、朝からミートソースとホワイトソースを煮て、ラザニアを重ね、白パンともも肉を焼き、チョコレートクリームとフィンガービスケットで切り株のケーキをつくった。無事に終わってほっとする。

村上朝日堂 (新潮文庫)

村上朝日堂 (新潮文庫)

 

ブ。

ビールと豆腐と引越しとヤクルト・スワローズが好きで、蟻ととかげと毛虫とフリオ・イグレシアスが嫌いで、あるときはムーミン・パパに、またあるときはロンメル将軍に思いを馳せる。そんな「村上春樹ワールド」を、ご存じ安西水丸画伯のイラストが彩ります。巻末には文・安西、画・村上と立場を替えた「逆転コラム」付き。これ一冊であなたも春樹&水丸ファミリーの仲間入り!?

シティ・ウォーキン(そば屋のビール/フェリー・ボート/タクシー・ドライバー/文京区千石と猫のピーター/大森一樹について/ダッフル・コートについて/ムーミン・パパと占星術について/あたり猫とスカ猫/ロンメル将軍と食堂車/ビリー・ワイルダーの「サンセット大通り」/フリオ・イグレシアスのどこが良いのだ!/「三省堂書店」で考えたこと/僕の出会った有名人/本の話/略語について/ケーサツの話/新聞を読まないことについて/ヴェトナム戦争問題/ダーティ・ハリー問題)/村上春樹安西水丸(千倉における朝食のあり方/千倉サーフィン・グラフィティー)ほか

村上春樹がバレンタイン・デーに切り干し大根を煮ていた話がいい。村上春樹は、佐々木マキとか和田誠とか安西水丸とか、本当に絶妙なところをわかってらっしゃる。