まみ めも

つむじまがりといわれます

惚れるマナー

おととい春一番が吹いた。セイちゃんが校庭で拾ってきた白梅の枝に、ひらいた花と、ひらきかけの蕾と、閉じた蕾がついていて、鼻を近づけるとふわりと匂う。久しぶりにホットプレートを出してお好み焼きをする。においが上にこもるので階段をあがったところの窓を開け放っておいたけれども、窓のそばがそんなに寒くないのだった。ふとんの下の薄がけを一枚へらす。

ト。

マナーの難問が大人を磨く! 人の家のトイレのマナーから、おばちゃんのマナー、聞き上手のマナー、物忘れのマナーまで。芸人や作家が日常の小さな悩みと格闘するエッセイ集。『読売新聞』火曜夕刊掲載を単行本化。

ホッとする会話のマナー

ママは手強いマナー

友情が熟成するマナー

招かれる客のマナー

舌が肥えちゃうマナー

病むお年頃のマナー

男と女の禁断のマナー

老いも若きもマナー

エキゾチックJAPANのマナー

世界のびっくりマナー

旅は道づれ世はマナー

ココロでバトンリレーのマナー

拾う神のマナー

仕事人の必殺マナー

動物に教わるマナー

言葉に命を宿すマナー

ちょうどいい暮らしのマナー

季節を歩くマナー

さまざまな書き手のつれづれとしたことが綴られている。野沢直子柴崎友香、よかった。